決して、自分ひとりではできなかった。
続くことも、なにも。
維持とはそれこそが連続の中での創造なのだから、
創造の熱はフィードバックなしに感知、管理できないのだから。
世界に生きていて、世界のことはニュースでしか聞けない。
理解は難しく、触れられるものはとても少ない。
ストーリーなどは主観に因るのだから、声を含まない情報では共感、共鳴はとてもとても小さかったり、異質となる。
触れるものすべてに感動を求めるには無理がある。
とても小さな嘆きの声が、すべてを表すこともあるのに。それに感動できない自分にも気づけない。
美しいものは無限に小さいものから、無限に大きいものまであるのに。
見つけられないでいる。
通過、経過は時の3兄弟のことと言い換えられる。
時とは、あくまで変数でしかないけれど。変化する代数が含まれることで質は過ぎる。
単純にリニアなものは、淡色な単色でしかなく。美しさの境界に触れるのは難しい。其れこそは美しさの定義しだい、シンプルを美しくととれば単色の美しさも否定はないけれど。
一片の、微少変化の、確かな比率の変化の。気を染める美しさ。
一夜しか咲かない白い花の香りの記憶は、どうにも余りにもリアリティがありすぎる。
過去などは、今にしかないのだから。過去は美化されるとよく言われる。
確か美しく通過した (回文)