2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
水と血とがあって今の私が形作られている。水は土地、血は家系である。また、不変を良しとする性癖と、反省なしに転換できない気質と、手放したくない傷や罪や澱のようなものがあって、私は私である。東京で暮らすことになったので、何を持っていけば良いか…
神牛を喚んでいる褪せびとが居るらしい。縁もあるし挨拶くらいはしてやろう。偽名で十分だろう。あの褪せびと、ブライブとイジーに認められる程にはなったらしい。私の塔にあれが体目当てで来た。おもしれー褪せびと。探しものを頼んでみても良いかもしれな…
ワンダと巨像は、ずいぶん何回もやった。あの旅を忘れることはないのだろう。あと他にしたことがあるゲームは、ポケモンLEGENDSアルセウス、星のカービィ2、ニーアレプリカントリメイク・ニーアオートマタ・天穂のサクナヒメくらい。ああ、ワンダ以外も結構…
何度か、”以前以後”を分ける事象があった。多くのひとに、そうあるような、大きい事象は、否応無しに変化を要求するの。911、311、COVID-19、そして、多分。この子達は、以後の世界を行くのだなって。
「大いなる探索をひきうけてくれますか? これを。」 幼心の君の言葉に、従者がそっと、その包みを差し出す。包みの中には幼心の君の指が2本あり、開かれると忽ち、其其が絡まり合った蛇の様になり、”お印”となった。「向かう先は土地ではわたくしの威厳は届…
深く深くの気持ちで、誰にも渡したくって、真綿の詰まった箱に仕舞ってある。私の意識も心も、これは幼心の君の物なのに。
星は、終わりの頃はずたぼろの様子だった。船上の水と際限無い石。それと熱。始めは、綺麗な、灰白だった。生涯を徒花で外連味として過ごした。硝子を通して、外が見えた。