徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

「象牙の塔」2

 ファンタージエンの中心、すべてを見下ろす象牙の塔の頂き。そこから彼の国を幼心の君は思う。
 ああ、あの子は理を自ら壊すようなことをして、創造維持をできなくなった神として、私の印の元に討たれるのだろう。継がれることのなかった黄金の一族に、あの子の産まれに、望みを統べたもう金の瞳の君の頬は濡れるならばせめて、あの地を新たなる光が差すればと、アウリンを携えた褪せ人の成功を願い。欠けた指先の熱い感覚を、もう一方の手で包み込む。
 狭間の地にてマリカが黄金律を掲げる以前のことを、まだ稀人の巫女であったマリカは一時エルフェンバイン塔を訪れたことがあった。傷を癒す間もなくの旅の先に、少女であったマリカはその黄金の髪だけをもって神聖を羽織っていた。

「私の暮らしていた土地では、多くの争いがありました。竜と巨人と人、そして人同士でも。ここファンタージエンのように、貴女のように私は国を作りたいのです。黄金の瞳の君より授かりし影従マリケスには、私を大いに支えて頂きます。私たちは必ず宵闇の女王に勝るでしょう。然るべき時が来れば私は、私の王となる者を見つけます。導きが見える良き王となる者を。」獣の従者を従え、マリカは狭間の地の平定へ向かったのだった。

昔乗っていた自動車の色、薄らくすみ黄色が好きだった。

今日は、誰の話にしよう。
薄らくすみ黄色の自動車の話。
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いずこの空と、いつかの海に。
最初はとても小さい車だった。というか軽だった。ワゴンRじゃった。
そんなKeiの中で、ちょっと大きい普通車のサイズにしてもバレへんのでは、というようなスズキのいつもの思惑が育っていった。
それから少しして、なんだかんだ”黄色い個体”は産まれたの。
かいらしい薄らくすみ黄色、大きいドアー、ガソリンも選ぶ、でも、私は不便な”黄色ちゃん”に惹かれたのだ。
悪魔みたいな子だった。最後まで愛してた。
やがていつかはあなたの子らにも。

価値は三千大千世界なり。

小説を読む、映画を見る、ゲームを解く、之をして(一時として)別の小世界を自らの内に得る乎と也。(空想・虚構作品の中ではひとは一時的に別の世界にいけるといえるのではないでしょうか)
今の現代に、個個人に許さるるこれらの体験、行為はワンダ(wander:あてもなく歩く、彷徨う)であり、得るのはワンダー(wonder:驚異、不思議)である。三千大千世界の価値たる宝珠は書店・映画館・ニンテンドーオンラインストア等で絶賛公開中です!

最近没入した物ではプロジェクト・ヘイル・メアリーとDQ7Riとぽこ・あ・ポケモンがすごく良いワンダーで、少し成仏できた。

「彼は生まれてからずっとこの街に住んでいる」2

 年齢も重ねて、夭折という言葉の指す範囲も広がってきた。要するに自分よりも若い子の死が夭折なのだろう。大人になって、何年も隣り合うことのない知人も増えた。”いるか、いないか。人の状態は、この2つしかない”と言う。だからみんなもういないのだ。

 本当に若くして上がりを迎えたあの子は、だからずっと私の友人として、望みを統べたもう金の瞳の君然として思索の塔での話し相手を果たしてくれた。更新も同期も失ったあの子から、それ以上を私は奪っている。

 草薙水素は私に言うだろう。
「奪っているなんて、随分な思い上がりだ。時を止めた人間に、もう奪われるものなんて何一つ残ってはいない。君が彼から奪っていると錯覚しているものは、ただ君自身が零している時間の残骸だ。頭の中に永遠の子供を囲って、なんとか自分の輪郭を現実にしようと慰めているに過ぎない。
 上がりを迎えた子供は、もう大人の退屈なゲームには付き合わない。彼を勝手に盤上に引き摺り戻して、孤独な一人芝居を続けているだけだ。
 ……それでも、その思索の塔からどうしても彼を降ろさないと言うのなら。私が、君を。」

Lets a small world!!

DQ7Ri2月5日(2月6日(2月4日午前2時))発売! ※

ドールルックと言うらしい。新たなるドラクエのビジュアルデザインライン。
最近の、今までのドラクエは、AdobeIllustratorっぽいというか、”輪郭線”が確りしているようなものを目指していたのだと思うの。イラストレーション的っぽさ。ポップアートの区分。
現代。十分にリッチなハードでの3D表現をしても、DQ11Sのように、プリレンダムービーと素ムービーの差が大きくなってしまう。(その点を回避するのを試したのだろうDQ3HD-2D。)
次のDQ7Riは、光学的認知への介入表現ドールルック。ゲーム世界はミニチュア世界なのだ。
世界を手に入れるのが楽しみ。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。