2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
木は水は鳥を呼び、火や金属に人は集まる。ずっと、桜に近づくのが怖かったの。ぱつんぱつんの月によが明るくって、伸びた爪は気になって。確からしいものが遠く遠くへ行ってしまっていた。音がしていて、私は驚いたの。融点。頭痛を指す数値が出ているけれ…
風。花鳥風月を以て見て。実。腫れた所を胎動が走る。色。記憶色では確かにはっきりしていたの。
ミヒャエル・エンデピーナッツ王ドロボウJING椎名林檎EGO-WRAPPINhideBAROQUE歪んだ妄想ガンパレード・マーチICO銃夢攻殻機動隊乙一太宰治フリクリスカイ・クロラゴッドファーザーPart1傷物語GX7HT81科学徒花外連味ミヒャエル・エンデ 作家空想だけれど、心…
過ごした日は私にとって光のような思い出だった。あの瞳に映される笑み、歓びが歓びであり、熱があって柔らかで、たまごかけごはんの匂い。昔に、魂を売ってしまっていた私に。
啓蟄過ぎ、冬の眠から先へ。大切な箱。蓋は重くって、開けて、開けたところで私は尽きてしまって。中が今どうなっているかわからないままでいる。全て、大事なのは全部入っているはず。箱は深いところにあって、上げてくるまででも長い時間がかかって、息を…
春の風。強すぎる風。全部習ったのに、一つも覚えがない。形容のし用がなく、筆舌乾き。春の風に猫の芽が揺れているのを見たのは何時だったか。