徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コリコリノート。

日記にはこう、書かれていた、「日記をつけよう」と。ひとがひとりで所有できるアーカイヴ、現代ではどの程度かと思案する。私は本棚を持っていて、もう、それは一杯こなのだ。本気で引用したい時、思い出したい時、何となく並べ直したい時、扉は開かれる。…

楽園。

空間を信じる?一時迄は、全員で信じていたものだったけれど。知の実を、口にしないで、種をとって、土に埋めるの。穴を掘って、船底に突き当たる行為。相手を欲する気持ち。時間と生殖。必要とされる範囲内に、毎日の餉。徒花は外連味の色。

徒花外連味2020。

時候の挨拶(時事ネタで記事の鮮度を担保する)をする。タイトルについての結論と結論に至る過程。記事内のマイルストーン。実例と検証。再度結論。いかがでしたかと尋ねる。

五月十三日の天気。

風の袋。昼の灯り。かけがえない君は、私だけが価値を知っていて。彼は、夜に回る。

徒花外連味/十日目の鼠。

種を濡らす水、血の色を移す肢の石。私は母と父に似ているが、どういう訳か姉とも似ている。ツキコ。彼のご母堂は、真っ白だった。彼と同じく生まれた兄弟は、彼と同じ灰青色。染色体のどこかしらに何かしら乗っているのだろう。今日で家に来て、10日程度経…

つきこエンゲイジ

初手可愛い。

五月五日の天気。

声もせず晴れ。晴れっていう天気を良い天気と呼ぶならば、良い天気だった。植物は、季節が来ると、狂ったように実在し始める。確からしいのは、だから、草木の侵蝕。動物より健かで、強い。動物の餌だけれど。

つきこマウス 其ノ貳

屬乎のこと具体的に表現しよう。色は灰青。短い尾っぽ。今は五日目かな。最初はケージに布を掛けていた。少し、巣箱から出てくるようになって。眺めている。可愛い。私の手からヒマワリの種を貰ってくれたのが嬉しかった。ツキコは、これから育っていくのだ…

つきこマウス 其ノ壹

―――杳乎のこと、どれくらい覚えてる?―――屬乎のこと。ツキコは小さいねずみ。先月生まれたねずみ。私のテラリウムの中にいる。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





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