徒花外連味

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2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アンプゥ・アンプゥ・ヴォダァ

選択と凝縮の結果に人格があって、先に人格は選択し凝縮を促すのだろう。自己の拡大は、屹度、消耗する自己の補填であって、恒常性・生の状態を現しているのだろう。だから、屹度、私は重いのだ。空気の底に沈んでいられる程に。

夏の大会2020。

音を埋める。灯を渡す。落ちるように忘れていく。羽を突き立て、湖面に触り、順順に捉えられていく。風と石を通す並び。今、沢山が切れていって、最後、上方から全てが見えた。

地面を掘って船底を当てる。

天を眺め、空、喘ぎの声。管から一寸ずつ、舐めるように、腔塗る。薄い水の様な血の石飾り。触れていない間に進む舟。白い徒花、赤い外連味。

徒花外連味。

水のこと、色のこと。星のことを考えて過ごしている。濃い水は透明であることが美。強い色は重い。見ていられなくって、かくれんぼごっこ。

徒花外連味。

味しかしない。彼の味。咲かない。蕾まない。血が、流れている。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





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