2018-03-11 三月十一日の天気。 ハコ 啓蟄過ぎ、冬の眠から先へ。大切な箱。蓋は重くって、開けて、開けたところで私は尽きてしまって。中が今どうなっているかわからないままでいる。全て、大事なのは全部入っているはず。箱は深いところにあって、上げてくるまででも長い時間がかかって、息を止めていたからか鼓動が強く早くなっている。私は箱の中にいる。