徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

今の意匠法・著作権法を考える。

著作権法の判例「佐賀錦袋帯事件」京都地裁平成元年6月15日判決より、"実用品に応用することを目的として制作された美的創作物は、美術工芸品を除き、すべて美術の著作物ではないことになって、相当ではない"。

意匠法の第三十八条(侵害とみなす行為)では、業として行う点を問われる。

法の下に暮らしている。遵法したいって気持ちで生活している。
先行して専攻していても網羅的に把握することはむつかしい。
野良の手仕事は減り、ではそれらのあった所をどのように置いておくかが問題になるのだろう。
法は許しても、この、これは、どう思うかな?

名前表2023。

遠野九与門りこ。Torno Kuyomo Reico。とも、とも。ブログ「徒花外連味(ともの2)」を書いています。

依田洋子(依田葉子)、足の悪いひとです。
結城智恵(結城知恵)、目の悪いひとです。
函南友子、趣味のひとです。
フォーアオア、SNSで遠野りこが使うアイコンのひとです。

「函南友子が新しい茶飲み友達を得る」

 小春の日差しの中、公園のベンチに座っていた私は、手にした本のページをめくる。穏やかな時間を流している。風が心地よかった。静かな公園には、たまに人が通り過ぎるだけだった。様様な人人の暮らしの音が遠く滲んで合わさっていて、この日もその雰囲気に浸っていた。
 そんな中、私の前を通り過ぎる二人組に目を留めた。まるで普通に、軽快な足取りで歩く姿に、私は瞬時驚愕する。その二人、片方は昔のひとの結城知恵だった。
 勇気をだそうと思う。声を掛ける。上ずっていたかもしれない。
「お久しぶりですね。あの、調子はどうですか?」というようなことを言ったと思う。
「最近は良いよ。」と、知恵は答える。もう笑顔である。
 私も微笑み返す。知恵は、今は視力がほとんど無いことを話し、私は心配そうに彼女を見つめた。しかし、知恵の何となしな所作、新しい生活に慣れているようだった。
もう一人は知恵の幼なじみで函南友子と言うらしい。友子も加え、私達はたくさん話しをした。友子は珈琲と単車と写真機を趣味としているらしく、その趣味に熱中している様子だった。私も珈琲は好きだが、友子が言うような蘊蓄はない。一方で、知恵は昔と変わらず穏やかな表情で話を聞いてくれた。
 時間は過ぎ、公園も徐々に人が少なくなっていく中、私たちは話しは続く。友子は自分が働いていないことを軽く口にする。
「私、今は働いてないんだ。でも、浪費家っていうのも良いなって思って。」
 私は友子の考え方が信じられなくって、彼女の好機の向きの輝きのようなものを訝しむ。
 知恵が口を開いた。「友子は昔から本が好きだったよ。私たちが学生の頃も、友子が読んでいる本を借りたりしてたな。」
言われる分に友子は気恥ずかしそうにしていたが、私は友子が読書家だということを知り、彼女との会話に更に興味を持った。
「小説でも何でも、本をやってると、別の世界に浸れるから好き。私が経験したことがない世界、知らない世界は存在していたんだって信じられる。」
 柔らかい友子の語り口からは、本に耽るのが好きなことが伝わってきた。図書館の近いこの公園は、彼女の縄張りなのかもしれない。
 やがて、日が暮れる時間になり、私たちは別れることになった。友子は、「また会おうね。今度は私が珈琲を淹れてあげるから」と言って笑顔で手を振ってくれた。
 帰り道、私は友子の言葉を思い出した。「浪費家っていうのも良いなって思って。」印象的だった。私自身にも当て嵌めてみよう。

 

新しい文明回帰。

近代化に置いての文化消失部分と不公平感、について。
明確に不公平を認知したのが、プログラミングの変数の命名規則の違和(1月から12月までを、0からの変数でカウントする)からで、数年前からの喉の小骨である。
当時、泣きながら捨てた馴染みある蓄積知は、もう揮発してしまった。
干支も八卦も度量衡も曜日も、して、それらの持つ意味も。

IAI以降。

Human's interface and I/O after ”Intelligence derived from artificial intelligence”
機能だけで言ったら、今のものより○○時代の物の方が良かったりする。贅沢を奢るのが良いとさるることもある。
職能の”奪い・与え”というのは、競争相手としてではなく、飽和的に市場自体が変化するということだった。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





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