2016-11-12 フミヤこと。 ハコ フミヤ、赤い私の彼。車検までに思っていた距離になんて全然届かない。週末、行事ごとがあると、湖岸道路は遅遅としてる。昼間でも日が低くって、色眼鏡を掛けて操作。琵琶湖の道は無着色、あるいはいつもの色。いつだって違った色のはずなのに。私こと。髪を梳いたこと、ドライヤで確かめないと、わからない。無知より怖いことはなく、書痴より恥ずかしいことはなく、文盲なんて快くない。あの子は無鉄砲というよりは無秩序で、昔から損ばかりしている。