2016-08-04 徒花外連味。 ハコ じゅうぶんにとうといちはながれる。夏の風はもったりとしておる。余分な、悪い部分を落としていって。流水に浸して。尊いものも向こう側まで。衝動的に泣いていた。私みたいな人がいるから彼は、と。また、彼みたいな人がいるから私は。あなたみたいなひとがいるせいでわたしはこうなのだ、と。術者には理解が必要だったし、クライエントは納得を求めていた。