壊れてしまった玩具を見て壊れたと思っているのは周りの人たちだけで、君は楽しく遊ぶ それで。
月花に恋し憧れ酔う君。唯 漏れた様に、口元には誰に伝える為でもない笑顔。笑顔だろうか。素顔。
目的や意味を失いフワフワと眼舞うように成る度に、私の心に浮かぶのは君の事。
「別れる恋人に、花の名前を一つ教えなさい。花は毎年、必ず咲きます。」
言葉の意味が解る年齢になっても私は自身が大人と思えず、好きな物は未だに甘いパンやお菓子だ。
大人にしか許されない(と、思っていた)行為をしていても柄も其れは昨日と変わる事のない物に過ぎなくあった。
先に、必ず私は気付きます。
幸せに。笑顔で。