恋は盲目と申します 続くものなど有もせず 只見付け得る希望を胸に反芻するのです
踊る病も終には召され 気付け薬と媚薬の狭間に酔い 天を見上げ涙に暮れる
去れど 時とし 君は其れすら幸福に思う
君につづくのは勝ち戦でしょう
帰路は茜に照らされておりますが 迷わず 其の人と息なさい
今 呼吸を忘れるほどに
今度こそは 其の睫を濡らさぬように
禁じられた遊びをして織られましたね
禁断の果実を
後悔しない君ならば ハニイの味に酔っても カクテルの色に染まっても
熱の続く限り つまりは 永遠に
此の遊びには 君だけが勝者 君こそが敗者
他を偲びることも じっと見つめ直すことも とても難しい
いいのです
いけません
近づいたならば 其れがゴオル
もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと
近づけぬならば 其れは病