徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

あたらしい遊び。

湯船のなかでしゃがみ込んで、ちっさくなって、水面を見つめます。

湯船の栓を抜きます。

水面を観察します。

水が無くなるに連れて、自分の体重を感じてきます。

少しずつ、重くなっていきます。

水面の下がる速さは、水の量に比例するので、だんだんゆっくり離れていきます。

視覚的にも遠くなるので、拠り一層緩やかに感じられます。

まるで時計の中に居る気分に成れます。

踝まで水が来るといよいよ終わりが近づきます。

満たしていた水はもう、熱を感じさせてはくれていないです。

遠くなってしまった水面は水の色はしていないです。

水がなくなると、空気の温度と湿度に気づきます。

この遊びの難点は、、、お風呂上りなのにいきなり体が冷たくなっていることでしょうか。

でも、おもしろいですよ。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





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