湯船のなかでしゃがみ込んで、ちっさくなって、水面を見つめます。
湯船の栓を抜きます。
水面を観察します。
水が無くなるに連れて、自分の体重を感じてきます。
少しずつ、重くなっていきます。
水面の下がる速さは、水の量に比例するので、だんだんゆっくり離れていきます。
視覚的にも遠くなるので、拠り一層緩やかに感じられます。
まるで時計の中に居る気分に成れます。
踝まで水が来るといよいよ終わりが近づきます。
満たしていた水はもう、熱を感じさせてはくれていないです。
遠くなってしまった水面は水の色はしていないです。
水がなくなると、空気の温度と湿度に気づきます。
この遊びの難点は、、、お風呂上りなのにいきなり体が冷たくなっていることでしょうか。
でも、おもしろいですよ。