コックピット・エアー・エアー

包まれるはコックピットにいる私だった。視程あった。周囲の全てを把握していて。囲まれていない状況。クリア確認。肩の力を抜いて、グリップを直す。計器チェック。

スロットルが付いてこない、失速。

気づいたら地上を走行していて。ブレーキが効かなくって、とても強い焦りの気持ち、いつもの夢だって気づき始める。

夢から覚めて、忘れていく。いつもの変わらない運転席で、十分に操作できるのを当たり前に思うようになっていく。