徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

十月二日の天気。

熱いようき。

なんとかって言ったミュージアムに。
沢山目に入れても頭に何も入ってこない。ガラスと人工光が私達を一定の距離をもたらすからかしら。

書というものは文字を超えていた。有り余る、溢れ出る、滲み出る、平面上に最大限に広広とかたちをもってかたをもっていて、何百年も大事にされる紙は不死性さえ連想された。
生きた線。不確かそうで深深してて、なのに落ち着くところに集まった墨は十分に禅的な物なんだろう。
そういうのも、煮詰まって、水に流した後の色。精神の出汁。灰色脳みそ。

アンティーク車の展示の方が、私には血が近かった。
 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





ブログランキング・にほんブログ村へ