混乱のもとは客観性というものへの気持ち。
中秋の名月の夜として今夜は月に思いをと。
などは嘘で、空を一瞬でも見上げることはしない私です。
かつては、月に恋をして月を想って月をよく見ようとした時分もあったけれど、今日の私は別段に地球の月を眺める気にならない。
取り敢えず手配した望遠レンズでの満月の撮影は、次の月でもいいだろう。いつでもいい。
400ミリ10Mピクセルの写真は私の視力の遥か上を行く解像。
主観とか客観とかを考える時には、実感としての裸眼よりも上なものがあるという事実を既知するだけで十分なのだろう。