ps3でダンロード販売されているゲーム、rainを一周しました。
以下に感想など。
ネタバレなど含みます。
rainのお値段は1500円。映画館に行くのと同じくらい。
一周目のプレイ時間が3時間。映画一本と同じくらい。
難易度は低めで、操作は易しかったです。ヒント無しでも簡単。
ボリュームとしては、icoの一周目が8時間前後だったと記憶しているのですが、時間相応に軽め。全部で8章、5章目当たりからどんな風に終わるかなって気になっていました。
ジャンルは「ico」ですね。一応はアクションパズルになるのでしょう。ギャルゲーですね。
さて、私の感想みたいなもの。
苦しゅうない。私好みのゲームでした。
夜の街は怖いけれど、ひとりじゃなければ大丈夫。そんなゲーム。
少年のことは「ぼく」、少女のことは「お嬢」「あめ子ちゃん」って勝手に呼んでいました。
プレイヤーキャラの少年と、気付けば連れとなっていた少女。二人の距離が伝わって、私は彼らを応援していました。
あっさり死んでしまうぼく、死ぬ時は死ぬお嬢。少女の手に因って少年を殺すこともできました。満足。
二周目からは、安心して、夜の雨の散歩を楽しみたいです。もう少しの間、rainの世界に居たい。
一周したところでの大体の感想でした。
私の中でのゲームに対しての価値観は、PS2ゲームICOの存在が大きいです。
rainにおいても、友達にicoみたいなゲームを見つけたと教えてもらっての購入でした。ゲーム方面のアンテナが低くなっていた所にrainを知れたのは幸運だったと思います。
はい、icoを愛して止まない私ですが、ゲームicoに惚れて十数年が経ちました。
icoと同じように楽しめて、初見の一度限りを味わえて、今の私にちょうどいい程度に短いお話。そんなゲームは今知っているだけでrainだけです。
見方というか、条件が変わる仮定として、私が今よりも若かったり、icoを知らなかったとしたら、rainにどんな印象を持ったかと想像します。惚れてたでしょうか。愛したでしょうか。
結果、現実、現在。
私、rain好きです。
セーブポイントを記念撮影。