徒花外連味

ともの2。 TOMO's since 2005

図書館が好きだった事について。

 差異について

 差異を意識していないことに拠って、残念なことになるときがあります。たとえば、ある料理が好きだったとして、実のところはある特定のお店の料理が好きなだけで、その料理と言うものが好きではなかったりするといったことです。

 私は図書館が好きでした。そう思っていました。蹴れど、図書館へ行くと眩暈がします。眩暈自体は、知らないところへ行くといつも起こる 私の性質なのですが、何度か行っても、長時間は居られないのです。私が好きなのは 実家の近くにある市立図書館だったのです。流石に、学校の図書館は眩暈することなく長時間いられますが、今住んでいる街の図書館は長時間いられません。前に行った別の図書館でも眩暈を感じました。たぶん、他の図書館もそうでしょう。

 好きだと思っていたものがそうでは無かったと知ったときに、私は悲しく感じました。気持ちの中で好きだったものが離れていくのを感じ、過去の自分を別視してしまいました。

 *わたしについて。

Author:Torno Kuyomo Reico
ともです。

江国湖畔に住んでいます。イタチ飼いでした。
嗜む程度に莨と珈琲依存。趣味は繰り返すこと。好きな人や物が多すぎたはずなのに、思い出せないのだわ。

風にあたると風邪を引く。





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