純粋では無くなっています。
わかっていても どうしようもない、と言う事を理解しています。
新しい季節に、去年まではどんなに服を着ていたかを思い出せません。
秋らしい服装を考えながら、ゆっくりと買い物に行きたくなりました。
見繕ってくれる人がいればいいのですが、あまりセンスが良くない私は変な物を買ってしまいます。センス以前に、買い物下手なのですが。
火曜日から秋晴れだそうです。夜の寝苦しさも、終るとなれば愛しい。
帽子、ズボン、薄手の上着、靴。時計、ジッポ、ラグ、椅子。
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よう「……」
ゆうき「蛍みたい」
よう「蛍は二十歳になってから」
ゆうき「ちょっと頂戴」
よう「はい、肺までいれるんならどうぞ」
ゆうき「空気が入ってかへん、辛い」
よう「ノドが壊れないと吸えないのさ。最初は吸えないものさ」
ゆうき「初めはどうやって吸うん?」
よう「無理して吸うのさ」