楽しかったです。
所ジョージでした。
途中に出てきた飛行機のJAナンバーはJA1672でした（たぶん）。
本編の内容に触れそうな感想は続きを読むからで。
主人公が5歳の人魚姫でした。
子供向けに作られたようでストーリーはとてもシンプル、あっさりとしててチキンラーメンみたいな映画でした（佳い意味です）。
お話の中での大人からの目線より、不安焦燥なんかの怖い印象が含まれていたのが印象的でした。その部分は恐らく子供向けではない要素だったと思います。それらは重要な事ではないとして含みを持たせる程度に抑えられていたのが、逆に目立たせてたと感じます。隠し味の悪目立ちとも言えます。
シーンの数が少なく、それぞれの場面を丁寧に作っているなぁと分ります。まとまった 映画 のお手本を見ているようにも感じられると言えば卑屈な感想でしょうか。私自身が、よく言われるような古いジブリの作品の影を求めている視聴者かもしれません。
キャラクターは可愛らしくて、月に海が引かれた街は綺麗でした。
帽子ちっさくなっちゃったよ？
～～～～～
とても面白い映画を作られる宮崎監督なのだから、出来ればポニョの対象年齢をもっと高く設定して欲しかったです。
主人公を10台後半としたらこの物語はどんな風になるのかと、もっと童話的な怖さも生きてくると面白い物語になりそうだなぁと、勝手ながら想像して それが見たいと思います。
